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一般歯科:歯周病について

歯周病はどんな病気?

歯周病とは、文字通り「歯の周りの病気」です。 歯の周りとは、歯を支える歯肉と骨です。これらが病気になると、 歯肉も骨も破壊されてしまいます。そうなると、歯はやがて抜け落ちてしまいます。 歯周病(歯槽膿漏)で歯が抜けるのは、歯に付着した細菌の集まり(プラーク)や歯石を原因とします。

歯周病(歯槽膿漏)は体質や老化ではなく、細菌感染の病気です。

一件問題なさそうに見えますが… X線で見ると歯を支える骨がなくなってきています。

図1

歯周病の原因菌を含むプラーク(最近のかたまり)によって炎症が起こります。
生活習慣によっては、歯周病を悪くさせるものがあります。

図2

歯周ポケットと歯周ポケット検査

歯ぐきの中をよく調べることで、歯周病の進行状態や回復状態をチェックします。

健康な状態では、歯と歯肉の境目には2㎜程度の溝があり、これを「歯肉溝」といいます。
歯肉に炎症が生じると、歯周ポケットと呼ばれ、細菌の温床となり、歯肉と歯を支える骨の破壊が起きてしまいます。

ごく軽い力で「ブローブ」という器具を歯周ポケットに挿入します。深さを測ったり、歯や歯茎の内側を触って状態を確認します。

歯周ポケットの深さや出血などから、歯周病の進行程度や炎症の有無がわかります。

歯周病は継続的に治療しなければ、
悪循環に陥ります。

歯周病はどう進行するか?

歯周病には歯肉炎歯周炎(歯槽膿漏)の2種類があります。

歯周病の初期段階の「歯肉炎」は子どもを含むほとんどの年代の人にみられます。歯肉炎をそのまま放っておくと、「歯周炎」に進行します。「歯周炎」は歯茎の状態が悪化し、歯を支える骨も破壊されるため、歯がぐらぐらと動くようになり、最終的には歯が抜けてしまいます。

歯周病はどうやって治療する? 歯周病は治るの?

セルフケア(ホームケア) とプロフェッショナルケア(歯科医院でのケア)が
両立して初めて改善への道が開けます!

歯周病の治療は時間と回数がかかるため、根気が必要です。
歯肉の炎症の多くはブラッシングによるプラーク除去で改善されます。

セルフケア

プロフェッショナルケア

歯がある限り歯周病の発症と進行のリスクを伴います。
家庭でのセルフケアを確立し永続的なプラークコントロールを頑張りましょう!