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一般歯科:虫歯について

虫歯はどんな病気?

虫歯とは、口の中の細菌の集まりであるプラーク(歯垢)が、
カルシウムを溶 かす酸を出して歯を溶かしてしまうこと。
体質ではなく、細菌感染の病気です。

虫歯になりやすいかどうかは...


なぜ虫歯で歯が溶かされる?

・歯は細菌が産生する酸により溶かされてしまいます。
・一方で、唾液由来のカルシウムが歯を保護(再石灰化、酸の中和)
 してくれています。

プラークの細菌の出す酸と唾液の保護作用のバランスで、
細菌の酸の勢力の方が強いと歯が溶かされて虫歯になります。

虫歯の進行

虫歯の進行度によって、症状や治療が異なります。

初期虫歯~C1(う蝕症第1度)
歯の表層が溶かされつつあるか、溶かされていても歯の表層に限定されている状態。
・丁寧なブラッシングを行い経過観察
または、
・削って詰める治療
が必要です。

■ 象牙質の虫歯:C2(う蝕症第2度)
歯の内部まで虫歯が進行している状態。 冷たいものや熱いものでしみる症状や、安静時での違和感等の症状が出現します。
この段階までくると、虫歯の進行は急速に重篤化しやすいため、早期の治療が必要です。

神経に至る虫歯:C3(う蝕症第3度)
歯の内部の神経まで虫歯が進行している状態。
激しい痛みを伴うことが多々あります(痛みの無い場合もあり)。
歯の根の神経まで虫歯の細菌が侵入しているため、単純に削って詰めるだけでなく、歯の内部を消毒する治療が必要です。

歯冠が崩壊した虫歯:C4(う蝕症第4度)
歯の頭の部分が崩壊してしまい、歯の根が残るのみの状態。
歯の根の治療と、被せ物の治療で治すことも困難な状態で、抜歯となることも多いです。